【レーシック物語:第2話】レーシック手術の前日

【レーシック物語:第2話】レーシック手術の前日

駅の風景

 

前回は、私がレーシック手術をしようと思った理由についてお伝えしました。

 

多くの方が、私の理由にご納得していただけたのではないかと思いますし、これからレーシック手術を受けようと思われている方への参考になったのではないかなと思います。

 

今回は、レーシック手術前夜についてお話しをしたいと思います。

 

何の手術でもそうだと思いますが、やはり手術の前日ってドキドキハラハラして眠れなかったりしますよね?

 

私のレーシック手術も、まさにこの状態でした。

 

 

「しっかりと睡眠と取るようにしてください」

 

 

手術前に郵送で送られてきた案内レターには、しっかりとこのことが書かれていましたが、眠れるわけないですよね?

 

レーシック手術に関して、私は思い立ったら即行動をしてしまったわけですが、決めた後、いざ手術を迎える前日というものは、色んな思いが頭を過ぎるものです。

 

 

「失敗したらどうしよう?」

 

とか、

 

「やっぱり、止めておいた方が良かったかもしれない」

 

 

等々、様々な思いが錯綜(さくそう)しました。

 

私はそもそも行動派でありますが、思い立ったら吉日のような大胆不敵な行動は、本来でしたらまず取らないのです。

 

私のことを知っているお方でしたらよく分かってくださっていると思うのですが、私の場合、行動に移す前にしっかりと熟考に熟考を重ね、きちんとリスクを取る(自分を納得させる)という一連のシナリオを完成させない限りは、思い切った行動を起こすことはしません。

 

これは、血液型がA型の典型的なパターンだと私は思っているのですが、このレーシック手術に関してだけは "思い立ったら吉日" 的な行動を取った自分に、自分自身が一番驚きました。

 

レーシック手術自体は、日帰り手術となり、すぐに仕事もできるとのことだったのですが、私はすぐには仕事を再開させるつもりなどなくて、これからまだまだ長い付き合いとなる目を手術後はしっかりと休ませてあげようと考えていました。

 

それで、仕事の方は確か4、5日ほどお休みをいただいた記憶があります。

 

では、手術前日のことからのお話しを続行させますね。

 

私のレーシック手術は、京都にあるレーシック手術専門医のいる眼科へ行きました。

 

私は福岡に在住していますので、この京都の眼科までの道のりは想定以上に遠くて、新幹線を使って行ったのですが、道中ずっとドキドキハラハラした緊張状態が続いていたことを思い出します。

 

「遂に手術か...。」

 

「失敗したらどうしよう...。」

 

「フラップが剥がれるという話はよく聞いているが...。」

 

前日、布団の中で何度も頭を過ぎっていたことが、新幹線の移動中もグルグルと頭の中を駆け巡っていました。

 

到着までに、ことごとく気疲れをしてしまった私でしたが、時間は着実に経過し、新幹線から外来線に乗り換えて、電車は目的の眼科のある駅へと到着したのでした。

 

駅の改札を出てすぐに右手に、私がレーシック手術を受ける眼科の看板が見えました。

 

人里離れた見知らぬ土地...。

 

平日の昼間ということもあって、人影は少なく、私の極度の緊張感なんて全く知らぬ顔をしたどこにでもある町がそこにはありました。

 

足早に眼科の方へ向かい、眼科のビルの前に到着。

 

エレベーターで3階まで上がり、初めての眼科の扉を開きました。

 

そこはどこにでもある老舗眼科であり、レーシック手術を専門にやっているような新しさは微塵もなく、至って普通の眼科さんでした。

 

待合室には、普通の目の治療に来られている患者さんが8割9割居て、レーシック手術を受けようとしている人は、ほんのわずかと行った感じでした。

 

私は、初診受付をした後、普通にどこにでも行っている視力検査をして、先生との面談を待ちました。

 

そして、私の順番が来て、先生との面談となりました。

 

が、ここで、驚いたことがあったのです。

 

その先生が、なんと思いっきり度の強そうな厚いレンズの黒縁のメガネをしていたのです。

 

(「え?レーシック執刀医の先生が、なぜ今だにメガネをしているの??」)

 

誰もが必ず心の中で、私と同じ思いを持たれるはずでしょう?

 

心配事は、このことで一層加速したわけですが、そんな疑問(「なぜ、先生はレーシックをしていないのですか?」といった)を眼科の先生へ投げ掛けるわけにも行かず、面談が終わりました。

 

私は、レーシック手術適用可ということで、明日、手術を行うことが決定したのでした。

 

この時の気持ちは、本当に複雑でした。

 

「やった!手術が出来るんだ!?」という気持ちが5%程度で、残りの95%は更に不安が募った瞬間でした。

 

私は、午後3時過ぎには近くのホテルにチェックインをして、なんともやるせない本当の手術前夜を迎えたのでした。

 

(つづく)